富士通関西中部ネットテック、データを自動消去可能なUSBメモリ「Tamatebako」
Tamatebako |
富士通関西中部ネットテック株式会社は、セキュリティ機能付きUSBメモリ「Tamatebako」を、7月初旬より販売開始する。利用ログを自動的に記録できるほか、指定した条件に従って、データを自動消去できる製品で、富士通研究所が開発したものをベースに、同社が操作面・運用面で改良を加えたという。
Tamatebakoは、256ビットのAESによる自動暗号化機能を搭載したUSBメモリ。あらかじめ設定した時間条件や、利用時の誤ったパスワード入力の検出などにより、格納されたデータを自動消去することができる。内部にCPUとバッテリを搭載しているため、PCに接続していない状況でも、消去を行えるという。
また、TamatebakoをいつどのPCで利用したか、データがどのような条件で自動消去されたか、といった利用ログを内部に記録する機能も備えた。
メモリ容量は2GB(ユーザー作業領域 1.8GB)で、Windows Vista SP2/XP SP3(いずれも32ビット版)に対応する。価格はオープン。