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NTT東日本、クラウド型無線LANサービスでネットワークカメラを利用可能なオプションを提供
2017年10月11日 09:00
東日本電信電話株式会社(以下、NTT東日本)は、クラウド型無線LANサービス「ギガらくWi-Fi」ハイエンドプランのオプションサービスとして、屋内設置用のネットワークカメラを提供する「カメラオプション」を、10月16日より提供開始する。
ギガらくWi-Fiは、無線LAN環境のオフィスへの導入・運用をトータルにサポートするソリューション。レンタル提供する無線LANアクセスポイントは、インターネットに接続するだけでクラウドから設定を取り込み稼働する“ゼロタッチプロビジョニング”に対応しており、ユーザーは宅配で届いたアクセスポイントをインターネットに接続可能な既設LANにつなぐだけで、無線LAN環境が整うという。
今回発表されたカメラオプションは、アクセスポイントとともにネットワークカメラをレンタル提供するオプションサービス。導入から運用までのサポートに加えて、クラウド上の映像保管用ストレージも提供される。
アクセスポイント同様、カメラ端末へのユーザーによる設定は不要で、電源を入れるだけで利用可能。映像はクラウドへ常時アップロードされ、ストリーミング再生を行えるので、外出先でもスマートフォン(iOS/Android)から簡単にリアルタイム視聴できるとした。
また、リアルタイムの映像視聴のみならず、映像の動きや音声をカメラで検知し、検知前5秒、検知後30秒を切り取ってクラウドへアップロード(録画)する「動体/音声検知」や、映像を分析して来訪者数を集計する「映像内ピープルカウント」といった機能も提供されるとのこと。
なお映像内ピープルカウントでは、通行者の顔を認識し、過去1週間分のリピーター数を集計できるので、店舗イベントの集客効果を確認するといったマーケティングにも活用可能とした。
価格は、初期費用が無料、月額利用料がカメラ1台あたり2500円(税別)で、2年間の最低利用期間が設定されている。