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NECネッツエスアイ、サイバーリスク補償保険を付帯したインターネットゲートウェイサービス

 NECネッツエスアイ株式会社は5日、インターネットゲートウェイサービス「S-iDCセキュアゲートウェイサービス」のラインアップに、三井住友海上火災保険株式会社との連携により、サイバーリスク補償保険を組み合わせた「S-iDCセキュアゲートウェイサービス type ME」を追加すると発表した。

 「S-iDCセキュアゲートウェイサービス」は、NECネッツエスアイのデータセンターにあるサービス基盤を利用して、セキュリティ機能を持つインターネットゲートウェイを提供するサービス。

 今回提供される「S-iDCセキュアゲートウェイサービス type ME」は、インターネットゲートウェイ機能、セキュリティ(ファイアウォール)機能を提供するのみならず、サイバー攻撃などにより発生した経済的な損失を補償する「サイバーリスク補償保険」を組み合わせて製品化された。

 サイバー攻撃による情報漏えいや、第三者の業務の休止、阻害などが発生した場合、法律上の損害賠償や争訟費用、事故対応費用などを補償するという。上限は、損害賠償や訴訟費用などの、賠償損害に関する補償が1000万円、事故対応費用、コンサルティング費用、データ復旧費用などの費用損害に関する補償が100万円。

 接続可能端末数は300台まで、回線容量は100Mbpsベストエフォートで、インターネットVPNでの接続となる。

 価格は月額14万9000円(税別)からで、別途初期費用が必要。提供開始は11月1日を予定する。