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クラスメソッド、AWS環境に対するDDoS対策サービス「フートシールド」

 クラスメソッド株式会社は27日、Amazon Web Services(AWS)のユーザー向け支援サービス「クラスメソッドメンバーズ」のオプションとして、WebアプリケーションへのDDoS対策機能を提供する「フートシールド」を発表した。

 フートシールドは、AWSのマネージド型保護サービス「AWS Shield Advanced」を利用できるクラスメソッドの独自サービス。AWS Shield Advancedでは、DDoS攻撃時におけるAmazon CloudFront、AWS ALB(Application Load Balancer)、Amazon Route53の使用量急増と請求金額の高騰を、有人でのレスポンスによって保護することが可能だ。

 ただし従来、利用にはAWSエンタープライズサポートの契約が必須となっていたが、クラスメソッドでは自社サービスのオプションとして提供することにより、これを不要にした。また攻撃を受けた場合は、クラスメソッドがAWS DDoSレスポンスチーム(DRT)と英語での連絡を代行し、日本語でのサポートを行うとしている。

 対象となるのは、クラスメソッドメンバーズ フルサポートプランのユーザー企業で、「フートオペレーション」オプションの契約が別途必要になる。サービス利用料は月額3000ドル(年間契約が必須)で、Amazon CloudFrontもしくはAmazon ALBの利用料も必要となる。