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Dell EMC、VMware環境向けデータ保護ソリューション「Dell EMC Data Protection」を発表

 デル株式会社とEMCジャパン株式会社は25日、VMware環境向けの機能を搭載したデータ保護ソリューション「Dell EMC Data Protection」を発表した。自動化機能の拡張とVMware vSphereとの統合、包括的なアプリケーションサポートにより、バックアップ/リカバリー作業を合理化する。

 「vSphere」とのネイティブな統合性を提供し、VMware管理者はvSphereのユーザーインターフェイス内でデータ保護を直接管理でき、手間と時間を節約しながらスピンオフ時にすべての仮想マシン(VM)を保護することが可能になるこれにより、バックアップおよびIT管理者は管理・監視能力を維持したままで、データ保護のルーチン作業から解放されるとしている。

 また、新しい「Dell EMC Data Protection Suite for Applications」では、VMwareハイパーバイザーから「Dell EMC Data Domain」への直接データパスにより、従来の環境との比較で最大5倍高速なバックアップを実現しながら、データ保護プロセスを自動化。アプリケーションおよびデータベースのオーナーが、セルフサービスデータ保護機能を利用しながら、SQLおよびOracleデータベースのガバナンス、SLO(サービスレベル目標)、ITデータ保護ポリシーの完全な遵守体制を維持できるとしている。

 Data Protection Suite for Applicationsの価格は、1TBあたり60万5000円(税別)から。