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ブロードバンドタワーとFA、コンタクトセンター向けシステム「U-Link」サービス事業で協業

 株式会社ブロードバンドタワーと株式会社フィナンシャル・エージェンシー(以下、FA)は19日、FAのオフィスコンタクトセンター向けコミュニケーションシステム「U-Link」のサービスの提供において、ブロードバンドタワーのデータセンターおよび基本設計の提供など、インフラ環境面で協業を開始すると発表した。

 U-Linkは、FAのダイレクト型による保険流通事業におけるコンタクトセンター運用のノウハウ・実績を元に開発されたデジタルコンタクトセンターシステム。電話だけでなく、SMS、メール、LINEによるマルチコミュニケーションが可能で、2017年6月から一般企業に向けたライセンスの本格提供を開始している。

 協業では、U-Linkサービスの基盤としてブロードバンドタワーのデータセンターを活用することで、ネットワークの信頼性を高め、安定したサービス運用を実現する。また、今後はAI技術を活用したサービス提供の実現に向け、集積される対話分析データや、大切な個人情報の厳格な管理・保守を高める設備の構築・運用を行っていく。

 AI技術の活用については、U-Linkの導入企業に対して、ブロードバンドタワーのグループ会社が提供する最新のAI技術を使い、「通話録音データのテキスト解析」による営業品質確認作業における業務効率の改善や、「問い合わせ応対の自動化」機能をシステムに加えることで、SMS、メール、LINEなどとの連携と生産性を高めるサービスを提供するとしている。