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システムエグゼのテストデータ生成ツール「テストエース」新版、GUIによる入力作業をExcelで代替可能に

 株式会社システムエグゼは、テストデータ生成ツール「テストエース」の新版「同 Ver.7.1」を、9月1日より提供開始する。

 テストエースは、本番データの情報を自動解析し、個人情報などの各種機密情報を擬似データへ変換したりマスキングを実行したりしながら、本番環境と同等かつ安全なテストデータを自動作成するソフトウェア。新規環境など本番環境にデータがない場合でも、データベースの構成情報を解析して、テストデータを自動生成することができる。

 今回の新版では、通常は情報システム部門などの管理者がGUI操作で行っている、テストデータ化の変換ルールの入力作業、テストデータ作成実行を、Excel形式の設定書によって代替可能にした。これにより、利用部門自らがテストデータ化の変換ルールを記入できるようになるという。

 また、テストエース管理部門の運用、および企業内部のテストデータ利用の監査において、設定書を報告書として、誰にでも理解できる形で提供可能になったとのこと。

 さらに、実行環境としてWindows Server 2016に、リポジトリデータベースとしてSQL Server 2016にそれぞれ対応。マスキング対象データの対応データベースも拡張され、SQL Server 2016、Oracle Database 12c R2を新たにサポートした。