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ALSI、IoTを素早く開始できるスターターパッケージ「IoT FastKit」

 アルプス システム インテグレーション株式会社(ALSI)は28日、アルプス電気のセンサーネットワークモジュールを活用した“期間レンタル型”パッケージ「IoT FastKit」を提供開始すると発表した。

 IoT FastKitは、IoTを手軽に始められるように支援するスターターパック。実際の利用シーンを想定した「シナリオ」と呼ばれる管理画面機能と、さまざまなデータを取得できるセンサー、IoTゲートウェイなどの必要な機器・サービス一式が含まれている。

 また、申し込み時に利用したいシナリオを選択することにより、シナリオがあらかじめ設定された状態で手元に届けられるので、ユーザーは環境構築作業から開放され、本来の目的であるデータ収集と分析作業に集中できる点も特徴。

 シナリオには、データ表示機能(リアルタイム、過去)、アラート機能(表示、メール)、データダウンロード機能など、基本的な機能が搭載されており、設定を変更しながらさまざまなデータを収集できる。なお、動体モニタリング、熱中症予防アラート、環境モニタリングなどのシナリオが用意されており、今後も、要望にあわせて追加していく予定とした。

 価格は、センサー4個(+予備1個)、IoTゲートウェイ、SIM、2カ月間のクラウド利用料を含み、19万8000円(税別)。センサーには、温度、湿度、加速度、地磁気、UV、照度のセンサーとBLE(Bluetooth Low Energy)通信モジュールが内蔵されている。

管理画面のイメージ