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グレープシティ、業務システムのモバイル化を支援するXamarin対応UIコンポーネントを追加した「ComponentOne Studio」新版

 グレープシティ株式会社は26日、業務アプリケーション開発に便利なコンポーネントを収録したスイート製品「ComponentOne Studio」に、Microsoftのクロスプラットフォーム開発プラットフォーム「Xamarin」で利用可能なUIコンポーネントを追加した新バージョン「2017J v2」をリリースした。

 定額制のサブスクリプション契約料金(税込)は、1ユーザーライセンスあたり年額16万2000円、1年単位の更新費用は6万4800円。プラットフォーム限定のエディション「ComponentOne Studio for Xamarin(以下、C1 Xamarin)」のサブスクリプション契約料金は、1ユーザーライセンスあたり10万8000円、更新費用は4万3200円。

収録コンポーネントの利用イメージ

 C1 Xamarinは、Xamarinに対応したUIコントロールのコレクションで、Android、iOS、Windows 10(UWP)でコードを共通化しながら、各OSのネイティブユーザーインターフェイスを実現する。

 提供する各コントロール(UI部品)は、Xamarinプラットフォームを通じて各OSのAPIにマッピングされる。C#やXAMLを開発言語として、ユーザーインターフェイスの開発が可能になり、C#エンジニアは統合開発環境(Visual Studio、Visual Studio for Mac)でモバイルアプリケーションを開発できる。

 グラフ表示などデータ可視化に重点を置いたチャートやゲージ、データの入力に活用できるインプット、カレンダー、データをExcelのような表形式で表示するデータグリッドビュー、データ接続用のコンポーネントなどを提供。画面の表示領域に物理的な制約があるモバイルアプリケーションに対して、ComponentOne Studioで実績のあるWindowsやウェブ用のコンポーネントをXamarinプラットフォームで利用可能にした。