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キヤノンITS、新システム対応の「輸出入許可通知管理システム」新バージョン

 キヤノンITソリューションズ株式会社(以下、キヤノンITS)は25日、「輸出入許可通知管理システム」の新バージョンを7月下旬に販売開始すると発表した。新バージョンでは、2017年10月から運用開始される第6次NACCSに対応する機能を追加し、輸出入許可通知情報の一元管理を実現する。

 NACCS(Nippon Automated Cargo and Port Consolidated System)は、輸出入における税関その他の関係行政機関への手続などをオンラインで処理するシステム。10月から運用が開始される第6次NACCSでは、多数の出力情報コードや帳票フォーマットが変更となっており、NACCSを利用しているユーザーはシステム改修が必要となる。

 新バージョンの「輸出入許可通知管理システム」は、第6次NACCSの変更に対応しているため、ユーザーが独自にシステムを構築するのと比較して、修正作業や検証作業の大幅な軽減が可能。また、キヤノンITSの貿易EDIシステム「EDI-Master DEX for Trade」と連携することで、NACCSからリアルタイムで取得した輸出入許可等通知情報の管理を行うこともできる。

 システムの価格は300万円(税別)から。