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IoTデータを掛け合わせて新規事業創出を支援――、KDDIがデータマーケットを提供開始
2017年7月3日 12:00
KDDI株式会社は6月30日、IoTデータの売買・分析が可能なビジネスマーケット「KDDI IoTクラウド ～データマーケット～」を提供開始したと発表した。
このサービスは、KDDIの提携パートナーが持つデータ群や、分析ツールおよび分析サービスを提供するもの。ユーザー企業が自社で保有するIoT業務データと、パートナーが持つデータ群を複数組み合わせて分析することにより、新たな課題やビジネスチャンスの発見、サービスの品質向上を目指すという。
データとしては、以下のものを提供する。
・最新店舗情報
・購買情報（ID-POSデータ） 提供元：カスタマー・コミュニケーションズ株式会社
・将来人口推計
・訪日外国人の動向解析データ 提供元：株式会社ナイトレイ
・ストレスや心拍数などの生体情報 提供元：WINフロンティア株式会社
・プローブデータ（車両・走行挙動データ）
・地震・被災度判定データ 提供元：ミサワホーム株式会社
また、分析ツールとしては、セルフGIS分析ツール「mapDISCOVERY」（提供元：ESRIジャパン株式会社）を提供。KDDIグループのSupership株式会社や株式会社ARISE analyticsによる分析サービスも提供する。