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NTTスマートコネクト、eラーニングパッケージをリニューアル

スマホアプリの提供や料金改定などを実施

 エヌ・ティ・ティ・スマートコネクト株式会社(NTTスマートコネクト)は28日、動画を活用したクラウド型eラーニングパッケージ「スマートコネクト 光ラーニング」をリニューアルすると発表した。仕様変更と料金改定を実施し、7月1日より提供開始する。

 「スマートコネクト 光ラーニング」は、ライブ授業機能、双方向コミュニケーション機能、ビデオ授業機能、図書室機能などを備えたeラーニングシステム。講師と受講者とのコミュニケーションを促進することにより、「意思」「思考」「感情」を共有できるため、講師の指導力ならびに受講者の理解力向上を支援するという。

 今回のリニューアルは、塾・予備校・専門学校といった教育機関に加え、企業や自治体からのニーズに応えるために実施されたとのこと。

 具体的にはまず、スマートフォンへの対応を実施した。従来はPC(Windows/MacOS)とタブレット(Windows/Android/iOS)で利用できたが、スマートフォン(Android/iOS)向けのアプリを新たに用意している。

 また、それ以外の機能強化では、ライブ授業機能においてWebRTCを採用し、さらなるリアルタイム通信を実現。あわせて、各受講者の受講履歴ダウンロード機能や、受講者、講師、動画、資料など登録時の一括インポート機能を搭載している。

 新料金(税別)は初期設定費用と、利用する機能に応じた月額費用から構成される。初期設定費用は10万円。月額費用は、ライブ授業機能が10万円(利用可能時間200時間/月を含む)から、ビデオ授業機能が5万円(月間データ転送量420GBまで含む)から、図書室機能が5万円(同)から。ビデオ授業と図書室については別途ストレージサービスの契約が必要となり、こちらは30GBまでの場合で月額5000円から。