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NEC、インドにビッグデータ分析ソリューションの専門組織を設立
2017年6月7日 12:08
日本電気株式会社(以下、NEC)とインド子会社のNEC Technologies India(以下、NTI)は7日、NECのビッグデータ分析プラットフォーム「Data Platform for Hadoop (以下、DPH)」を用いた分析ソリューションをグローバルに販売促進する組織「Center of Excellence for Analytics Platform & Solutions」を、NTI内に6月6日に設立したと発表した。
DPHは、ハードウェアと「Hadoop」を事前に設計・検証した上で提供する、ビッグデータの分散処理に適したプラットフォーム。
新設した組織は、専門スキルを有する要員約30人の体制で、DPH関連ビジネスの客先提案をはじめ、データ分析、運用サポート、技術支援まで含め、グローバルに向け一元的にサービスを提供する。さらに、分析領域におけるSIerや分析パートナーの開拓・連携を通じ、より品質の高い分析サービスシステムを提供。これらにより、企業に蓄積されている膨大なデータから価値を導き出し、顧客のデジタルトランスフォーメーションを支援する。
今後は、日本やインド、シンガポール、フィリピン、香港などのビッグデータを取り扱う通信・流通・銀行・製造部門・政府機関を中心に販促活動を開始し、2~3年後には他のアジアパシフィック地域の国や他地域に対してサービスを拡大していく。さらに運用拡大のため、今後2~3年以内に100人のテクニカルプロフェッショナルを採用・育成する予定。今後3年間で100億円の売上を目標とする。