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NEC、インドにOSSの技術支援専門組織「OSS Technology Centre」を設立
2016年7月1日 12:23
日本電気株式会社(NEC)とインド子会社のNEC Technologies India(NTI)は1日、NTI内にオープンソースソフトウェア(OSS)の技術支援専門の組織「OSS Technology Centre」を設立した。
新組織は、ソフトウェア開発やサポート対応力などの基本スキルに加え、OSSに関するコミュニティ活動やOSSソリューションアーキテクトとしての実績・スキルを有する要員約50名の体制で活動を開始。企業のグローバルにおけるOSSを活用したシステム構築への支援体制強化や、海外のOSSベンダとの連携強化を図り、迅速な支援を実現する。
まずはアジアパシフィック地域を中心としたグローバルでのサポートサービスを提供することで、各地域や現地法人の行うOSSを活用したシステム構築事業の推進に貢献する。特に、クラウドやSDNなどの領域におけるOSSを活用したシステムに関して、支援体制の強化を図る。これにより、グローバルユーザーだけでなく、日本国内ユーザーのグローバルにおけるOSSを活用したシステム構築などへの迅速な支援を実現する。
また、新組織では、OpenStackをベースとした開発において、SDN/NFVなどのネットワーク関連や、コンテナ・PaaSといったアプリケーション基盤関連の新規機能開発を積極的に進め、OSSコミュニティへ提供することでソースコードの公開に貢献していくとしている。