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フリービット、Red Hat CloudFormsとRed Hat OpenStack Platformを採用

 レッドハット株式会社は20日、フリービット株式会社が「Red Hat OpenStack Platform」の導入規模を拡大するとともに、新たにハイブリッドクラウド管理プラットフォーム「Red Hat CloudForms」を採用したと発表した。

 フリービットでは、社内システム基盤のリニューアルに際し、インフラ構築の自動化実現に加え、システム品質の向上や運用コストの削減などの効果が見込めることから、仮想化基盤として2016年5月にRed Hat OpenStack Platformを導入した。その後、社内システムから社外向けサービスにOpenStackクラウド基盤の使用を拡大。安定した稼働の確認が取れたとともに、当初見込んでいたシステム品質の向上、運用コストの削減、管理のしやすさなどから、Red Hat OpenStack Platform環境を増設することになった。

 また、Red Hat OpenStack Platformの導入規模の拡大に伴い、フリービットではエンジニアがより容易にかつスピーディーにクラウド基盤を利用できるインターフェイスが必要であるとして、ハイブリッドクラウド管理プラットフォームのRed Hat CloudFormsを採用した。エンジニアは、Red Hat CloudFormsのグラフィカルなセルフサービスポータルから、必要なコンピュートリソース、ストレージ、ネットワークなどを選択、セルフサービスで必要な開発環境を準備する事が可能となり、サービス提供までの時間短縮と基盤オペレータビリティの向上が期待できるとしている。

 フリービットでは、Red Hat OpenStack Platformの増強およびRed Hat CloudFormsの採用により、Red Hat OpenStack Platformの社内ユーザーにとっての利便性を向上させることで、より良い社外サービスの提供を目指すとしている。