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富士ゼロックス、「kintone」を活用した中小企業向け業務改革支援ソリューション

 富士ゼロックス株式会社は20日、サイボウズ株式会社のクラウド型ウェブデータベース「kintone」を活用した、問い合わせ管理や購買業務の見える化を支援する中小規模事業所向け業務ソリューションを提供開始した。

 富士ゼロックスでは、用途に合わせてウェブデータベース型の業務アプリを構築できるクラウドサービス「kintone」に、独自の業務ノウハウをテンプレートとして提供する。すでに提供を開始している「営業プロセス支援ソリューション」に加え、新たに「問い合わせ管理」「購買見える化」の2つの業務ソリューションを提供開始した。

 「問い合わせ管理ソリューション」は、過去の問い合わせ履歴や対応状況が管理・共有されていないため、顧客からの問い合わせに適切な回答ができない、回答までに多くの時間がかかるといった、問い合わせ対応部門の課題を解決するソリューション。富士ゼロックスのカスタマーサポート部門の取り組みを参考に、「対応履歴の管理/共有」「対応状況の見える化」「対応品質の均一化」を通じて、顧客満足度向上の実現を支援する。

 「購買見える化ソリューション」は、富士ゼロックスが2009年より取り組んできた間接材購買の改革を参考に、中小規模事業所向けに構築したソリューション。購買プロセスの管理、申請から検収までの業務フローのシステム化を行い、「購買プロセスの見える化」「購買コストの見える化」「購買ルールの徹底」を実現。外出先のPCやスマホでも購買業務の申請/承認が可能となり、業務の効率化が進むとともに、さらにコストが見える化されることで、コスト改善のPDCAの実現を支援する。