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NTTネオメイト、標的型メール攻撃への防御機能を提供する「AQStageメールセキュリティアドバンス」
2017年4月13日 11:30
NTT西日本グループの株式会社エヌ・ティ・ティ ネオメイト(以下、NTTネオメイト)は12日、標的型メール攻撃対策をクラウドサービスとして提供する「AQStageメールセキュリティアドバンス」を発表した。同日より提供を開始する。
「AQStageメールセキュリティアドバンス」は、複数のセキュリティ機能を多層的に実装し、受信メールのセキュリティを確保するサービス。NTT西日本グループのデータセンターにおいて、マルウェア対策・スパム対策といった既知の脅威対策のみならず、サンドボックスによる振る舞い検知を含めた複数のセキュリティ機能を提供することで、標的型メール攻撃から企業のメール環境を保護する。
クラウドサービスのため、ユーザー企業の環境には新たな設備を導入する必要はなく、企業のメール環境へ柔軟に展開できる点も特長。一般にサンドボックスは価格が高く導入のハードルになるケースも多いが、クラウド型で利用することにより、コストや管理面での負荷を抑えられるとしている。
万一、マルウェアなどが検知された場合はユーザー企業の担当者へ迅速に通知するほか、セキュリティ機能導入の効果を見える化するために、月次レポートも提供する。また、メール送信時にもマルウェア対策機能を利用できるとのこと。
なお利用にあたっては、メール環境が独自ドメインで運用されていること、利用中のDNSサーバーにて、ユーザーのドメインに関するMXレコードをNTTネオメイト指定のホスト(FQDN)に設定変更できること、メールサーバーが同社サービスからSMTP通信にてメール受信できること、などの条件が設定されている。
サービスはメールアカウント数50から利用でき、参考価格(税別)は、初期費用が5万円から、月額費用が2万5000円から。1年間の最低利用期間が設定される。