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ルクサ、オラクルのマーケティング支援クラウドでキャンペーンの成約率を約2倍に

 日本オラクル株式会社は13日、株式会社ルクサが、マーケティング向けクラウドサービス「Oracle Marketing Cloud」の1ラインアップである「Oracle Testing and Personalization」を採用したと発表した。

 KDDI株式会社の連結子会社であるルクサは、贅沢体験の提案型ECサイト「au WALLET Market powered by LUXA」をはじめとするECサイトを運営し、Webサイトで会員登録・商品閲覧・購入を行う500万人以上のオーディエンスに向けて、サービスやコンテンツを提供している。同社では今回、Webサイトを訪れたオーディエンスに向け、Oracle Testing and Personalizationのポップアップ機能を活用し、キャンペーン施策を実施した。

 Oracle Testing and Personalizationは、WebサイトのABテストや多変量テストにより、顧客別にオンライン体験の最適化を支援することができる。ルクサでは、顧客分析に加えてWebサイトでの多変量テストによりOne to Oneマーケティングが実現できる点や、他のOracle Marketing Cloudと円滑に連携でき、Webサイト上だけではなく包括的な顧客体験の改善を図れる点、また、IT担当者ではなくマーケティング担当者でも容易に導入できる点などを評価し、このサービスを採用している。

 ルクサでは、キャンペーン施策において、オーディエンスに合わせた適切なタイミングで適切な情報、プロセスを同サービスを用いて提供することにより、同期間に実施した別のキャンペーン施策と比較し、CVR(コンバージョン率)が約2倍になったとしている。