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日立ソリューションズ、米Actifioのコピーデータ管理製品を活用したソリューションを販売
2017年1月31日 14:55
株式会社日立ソリューションズは、企業システムのデータ保護、複製、二次利用の効率化を支援するためのプラットフォームを提供する米Actifioの物理アプライアンス製品「Actifio CDS」や仮想アプライアンス製品「Actifio Sky」を活用したソリューションを2月1日から提供開始する。価格は個別見積もり。
「Actifio CDS」「Actifio Sky」は、分散する本番環境のデータから生成した仮想コピーデータを統合管理することで、企業内のデータ量の増加を最小限に抑え、バックアップのための運用負荷を軽減する製品。
これにより、企業はトレージ投資などのシステム導入コストを低減することが可能となり、「Actifio」製品と日立ソリューションズが提供する大規模なITインフラの構築や運用ノウハウを基にしたコンサルティングを組み合わせることで、インフラ投資コスト全体で約40%の削減効果が期待できるとしている。
Actifioを活用したソリューションでは、管理対象データの差分のみを本番環境から取り込み、独自の重複排除、データ圧縮機能により、仮想コピーデータを統合管理することで、バックアップ用のストレージ使用量を削減し、システム導入コストを低減する。
コピーデータを仮想環境に保持し、物理的なストレージなどへの移行が不要なため、迅速なシステムの切り替えが可能。災害対策としてのDRサイトや、開発、運用部門のためのDevOps環境を低コストで速やかに構築できる。開発やテストで使用するコピーデータは、データベースマスキングツールと連携させることで、マスキング済みのデータとして迅速に提供できる。
また、大規模なITインフラの構築と運用ノウハウを持つ日立ソリューションズが、各企業の業態などに応じたコンサルティングを実施。日立ストレージの仮想化機能と連動したソリューションや、Amazon Web Services(AWS)などのクラウドサービスと連携し、企業のITインフラ環境の最適化を支援する。
日立ソリューションズでは、今後3年間で関連ソリューションを含めて50億円の売上を目指す。