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スマホで撮影すると領収書を電子化、パナソニックNETSが経費精算システムを機能強化

 パナソニック ネットソリューションズ株式会社(パナソニックNETS)は、オンプレミス向けの経費精算システム「MajorFlow Keihi」、およびクラウド型経費精算サービス「MajorFlowクラウド 経費精算」の新オプション「電子帳簿保存法対応オプション」を、3月10日に発売する。

 MajorFlowは、書類を電子化するだけではなく、経費精算・勤怠管理・稟議決裁・購買発注決裁・各種届出・報告書など、多彩な業務プロセスを効率化する「ビジネスリフォーム機能」が充実しているのが特長のワークフローシステム。このうちの経費精算機能が、MajorFlow Keihiとして提供されているほか、クラウド版のMajorFlowクラウド 経費精算も用意されている。

 今回は、2017年1月から領収書のスキャナ保存制度についての要件が緩和されたことを受け、スマホでレシートを撮影して経費精算を行える「電子帳簿保存法対応オプション」を新たに提供するという。

 スマートデバイスの専用アプリで領収書を撮影すると、PDF形式の領収書データとしてクラウド上へアップロードされる仕組みで、その後、領収書データを申請書にひも付けて起票すれば申請が完了するとのこと。

 アプリで撮影したデータは即座にサーバにアップロードされタイムスタンプが付与されるので、改ざんの心配がない点が特徴。さらに監査・確認用に、領収書データのタイムスタンプを一括検証する機能も備えている。

 加えて、領収書の受領からタイムスタンプ付与までの期間として法律上定められている3日間を超えてしまった場合も、経理担当者が代理で領収書をデータ化できるようになっていることから、実運用にも適しているとした。