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「やよい軒」などを展開するプレナス、CTCのビッグデータ分析サービスで新商品の導入やプロモーションなどの効果を測定
米APT社のクラウド型予測分析ソフトを利用
2016年12月27日 12:53
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(以下、CTC)は27日、「ほっともっと」「やよい軒」を中心に、中食・外食分野で事業を行う株式会社プレナスに対し、のビッグデータ分析サービスを提供したと発表した。9月から本格的な使用を開始している。
このサービスで利用している、米Applied Predictive Technologies(APT)のクラウド型予測分析ソフトウェア「Test&Learn」では、企業の意思決定を支援し施策によるROIを最大化するため、施策と成果の因果関係を分析・測定可能。また、テスト設計や分析のコンサルティングサービスとともに、効果のある施策の特定と実施を支援できる点も特徴だ。
プレナスは、メニューの最適化、新商品の導入、CMやチラシを含むプロモーション、店舗の改装や移転といった設備投資、スタッフのトレーニングなどの各施策に対して、POSデータやAPTが独自に調査する地域特性データから、利益の改善に貢献する施策を特定し実施していく考えで、4カ月間のトライアルでは、テレビCMのマーケティング施策により大幅な利益改善機会も発見できたとしている。