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2020年の国内テレワーク関連ソフト市場は約2200億円、リプレースと新規需要で年平均5.1%の成長見込む

 IDC Japan 株式会社は27日、2015年の国内テレワーク関連ソフトウェア市場市場の分析結果と、2016年~2020年の予測を発表した。

 同社では、通常の執務場所以外の場所でICTを利用して業務を遂行する「モバイルワーカー」の中で、収入を伴う仕事をしており、仕事をするオフィスを持ち、かつ外出先や自宅などオフィス外で就業時間の20%以上の業務を行う人を「テレワーカー」と定義。その人口は、2015年に前年比0.5%増の1080万人になったとしている。

 また2015年のテレワーク関連ソフトウェア市場規模は、前年比4.4%増の1717億3500万円と推定。2016年以降は、リプレース需要、ワークスタイル変革、企業の労働力確保といった要因によって緩やかな拡大を予測しており、2015年~2020年の年間平均成長率(CAGR)は5.1%、2020年には2202億4600万円の規模になると見込んでいる。なお、2015年9月の前回予測と比較すると、約1年遅れた市場成長が予測されているとのこと。

国内テレワーク関連ソフトウェア市場 売上額予測、2014年~2020年(出典:IDC Japan)