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アルファサード、CMSパッケージ最新版「PowerCMS 4.3」を提供開始

 アルファサード株式会社は28日、エンタープライズ向けCMSパッケージ「PowerCMS」の最新版となる「PowerCMS 4.3」の提供を開始した。

 最新版では、ベースエンジンとなるMovable Typeの最新版(6.3.2)に対応し、PHP 7をサポートしたほか、制作・運用・改善プロセスにフォーカスし、テンプレート機能を大幅に強化した。

 新機能としては、閲覧中の公開ページからテンプレート編集画面への直接移動が可能となり、ユーザーダッシュボードに「テンプレートのクイック編集」ブックマークレットが追加され、閲覧中の公開ページで起動すると、そのテンプレートの編集画面に遷移できるようになった。

 また、新しいテンプレート機能では、テンプレートにメモを付け、一覧画面で確認できるようになった。テンプレート名だけでなく、テンプレートの役割を記述することでテンプレートの見通しを良くすることができ、「アクション」ウィジェットに「テンプレートの一覧」リンクが追加された。この画面をプリントやPDF化することで、テンプレートごとの説明(メモ)付きの一覧を作成できる。

 また、グローバルテンプレートを活用しやすくするため、ウェブサイトやブログでページ用のテンプレートとして利用しているものを類別しやすくするよう、アーカイブモジュール(テンプレート種別)を追加。テンプレートの更新履歴(リビジョン)に対応し、グローバルテンプレートをテーマに含められるようにするとともに、ウェブサイト/ブログで作成したモジュールをシステムレベルに移せる機能を追加した。

 このほか、テンプレートの更新履歴の差分(diff)を表示することで、更新された内容を可視化できる機能や、インクルード元テンプレートへのリンクを表示する機能、「リンクされているテンプレート」をモジュール更新時に再構築する機能、テンプレートの一括設定変更機能などを追加した。