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スマートバリュー、自動車向けIoT「クルマツナグプラットフォーム」のビッグデータをリアルタイム公開

「クルマツナグプラットフォーム」で提供されているデータの例

 株式会社スマートバリューは25日、モビリティ向けIoTプラットフォーム「クルマツナグプラットフォーム」のサービスサイトをリニューアルした。自動車の運転動態ビッグデータについて、その一部を同サイト上にて公開する。

 スマートバリューは2008年にテレマティクス関連サービスをスタート。2016年8月からは自動車に特化したクルマツナグプラットフォームの提供を開始した。

 リニューアルサイトでは、サービスの紹介に加え、実際に収集中のデータ約12億レコードのうち一部について、ほぼリアルタイムで閲覧できるようにした。時間帯ごとの平均速度推移、エリアごとの瞬間燃費の平均値などが実際に確認可能。データの種類についても今後増やしていく。

 運転動態にまつわるビッグデータは自動運転や「テレマティクス保険」などへの応用が期待される。スマートバリューでは、2016年度内に10社の契約獲得を目指し、活動を展開する。