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NECソリューションイノベータ、最新基準/要領に対応した工事写真管理ソフト「蔵衛門 御用達17」

蔵衛門 御用達17 Professional版

 NECソリューションイノベータ株式会社は15日、工事写真管理ソフトの新版「蔵衛門 御用達17 Professional版」(以下、蔵衛門 御用達17)を発表した。11月29日より販売を開始する。

 「蔵衛門 御用達」は、オリンパス株式会社、株式会社ルクレと共同開発した工事写真管理ソフト。国土交通省、農林水産省、NEXCO、首都高速道路の最新の電子基準/要領に対応しており、ドラッグ&ドロップを中心とした直感的な操作によって、専門的な知識がなくても、工事写真の取り込みから台帳の作成、管理までの一連の作業を行えるという。

 また、作成した台帳は「蔵衛門 御用達シリーズ」独自の“本棚にアルバムを入れたようなイメージ”で表示され、電子帳票を初めて使うユーザーにとってもなじみやすいとのこと。

 今回の新版では、各官公庁の最新要領やNEXCO、首都高速道路の最新基準に準拠した電子納品データ形式での入出力が可能。また、JV(共同企業体)間などでデータを共有、管理が行えるデータ共有機能、スタイルシート(XSL形式)を利用したデータ参照機能、対応カメラでの撮影時に振り分け情報を付加することで、写真整理を効率的に行う「写真振り分け」機能、

 加えて、撮影した画像データの編集・加工、撮影日時データ改変の有無を判定できるオリジナル画像判定機能を搭載。画像のExifデータによる改ざん検知に加え、上記のオリジナル画像判定機能を備えることで、納品データの信憑性がさらに向上するとした。判定は、写真の取り込み/検索/電子納品データ出力時に選択できる。なお、カメラは「TG-3 工一郎」「TG-1 工一郎」「TG-810工一郎」「μTOUGH-8000工一郎」「μ1030SW工一郎」に対応するとのこと。

 あわせて、「蔵衛門 御用達シリーズ」をインストールしていないPCでもアルバムを参照できるビューワ出力機能も備えている。

 価格(税別)は、1ライセンス版が5万円、3ライセンス版が13万円、10ライセンス版が18万円。なお製品は、オリンパスおよびルクレが、それぞれの販売ルートを通じて販売する。