ジャックス、基幹システムのバックアップ環境を西日本のデータセンターに構築　日本IBMと共同で

　株式会社ジャックスと日本アイ・ビー・エム株式会社（以下、日本IBM）は共同で、ジャックスの基幹業務システム「JANET（ジャネット）」のバックアップ・センターを構築し、10月23日よりホストシステムの持つデータコピーの運用を開始した。

　ジャックスの基幹システムである「JANET」は、高い信頼性と加盟店ごとの独特の決済や例外処理など高度で複雑な処理に柔軟に対応できることを特長としており、信販業界で唯一、24時間365日の稼働を実現しているとのこと。開発・運用は日本IBMが共同して行っており、本番システムは日本IBMの東日本のデータセンターで稼働している。

　今回同社では、災害時でも事業を継続できるように、この本番システムと関連システムのバックアップシステムを日本IBMの西日本のデータセンターに構築した。

　なお「JANET」は、災害発生時においても確実に業務を継続していくため、バックアップの目標復旧時間を定めているとのこと。また今後、バックアップ対象システムは順次拡大していくとしている。