ファーストサーバ、ジオトラストのOV/EV SSLサーバー証明書の提供を開始

　ファーストサーバ株式会社は26日、ホスティングサービス「Zenlogicホスティング」において、シマンテックが提供する「ジオトラスト」ブランドのSSLサーバー証明書の提供を開始した。

　新たに取り扱いを開始したSSLサーバ証明書と価格（税別）は、OV証明書（企業認証）の「ジオトラスト トゥルービジネス」が年額4万9800円、EV証明書の「ジオトラスト トゥルービジネスwith EV」が年額9万7000円。

　ファーストサーバでは、Zenlogicホスティングにおいて常時SSLを推進しており、2016年2月には暗号化通信に特化した無料のSSLサーバー証明書の提供を開始。2016年上半期では、有料証明書と合わせて前年比で15倍の証明書を提供してきたという。

　また、直近のレンタルサーバーの新規申し込み者の傾向としても、用途によって使い分けされた複数のSSL証明書を利用するようになってきたと説明。こうしたことから、企業の実在性を証明する、認証レベルの高いジオトラストのSSLサーバー証明書をラインナップに追加。証明書のラインナップを全10種類に拡大し、ユーザーの利用用途や予算に合わせて、最適な証明書を選択できるようにした。

　さらに、ファーストサーバでは、常時SSL化の啓発のため、ホームページ制作者向けに常時SSLの基礎知識や重要性を解説する「常時SSLラボ」を公開。常時SSL化の基本情報だけでなく、ウェブサイトを常時SSL対応するための手順や実践テクニックに関する記事を追加・強化し、全てのウェブサイトの常時SSL化を目指して、啓発と普及活動をさらに推進していくとしている。