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SBT、イオンペットにクラウド型データウェアハウス「Azure SQL Data Warehouse」を導入

 ソフトバンク・テクノロジー株式会社(以下、SBT)は、イオンペット株式会社にクラウド型データウェアハウス「Azure SQL Data Warehouse」および「Azure SQL Server」を導入したと発表した。

 イオンペットでは、ペットの飼い始めからケアまで顧客のニーズに沿ったサービスを展開するために、経営情報を迅速に集計・把握し、分析・活用することを重要なポイントの1つとして考えていた。例えば、店舗からの損益データをリアルタイムに把握し、店舗が抱える課題や傾向をすばやく察知したり、全社経営情報をひとつにまとめ、顧客・商品など様々な角度から分析したりすることで、現状の課題認識や対応策の検討をスピードアップすることが可能となり、事業戦略や中期計画を策定する際の将来予測データとしての活用も検討していた。

 これらを実現するため、まずは小規模なデータから始め、徐々に取り扱いデータを増やしていくという柔軟な拡張が可能となる仕組みとしてクラウドサービスを採用。SBTは、マイクロソフトのクラウド導入実績や経験、ノウハウを活用し、イオンペットに最適なソリューションとして、データウェアハウス用クラウドサービスの「Azure SQL Data Warehouse」と「Azure SQL Server」を提案した。さらに、システム面だけではなく、イオンペットの構想実現にあたって必要な全社経営情報の集約・可視化を見据えたロードマップを具体的に提案、構築した。

 その結果、データ集計に要していた時間と手間の削減など、当初イオンペットが期待していた効果のほか、数値データの可視化により社員の意識が変化するなど、様々な効果の実現に寄与したという。SBTでは、イオンペットの未来予測の実現に向け、さらなるデータ活用の推進を支援していく予定としている。