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アカマイ、ウェブ画像コンテンツの最適化と高速配信を自動化する「Image Manager」を日本で正式展開

 アカマイ・テクノロジーズ合同会社(以下、アカマイ)は28日、ウェブ画像コンテンツの最適化と高速配信を自動化する「Image Manager」について、日本での正式展開を発表した。

 Image Managerは、エンドユーザーやデバイスごとに、最適な画像を最高の品質で、高速かつインテリジェントに配信するソリューション。リアルタイムアルゴリズムを用いて各画像を分析し、知覚品質レベルで劣化のない圧縮を行い、ウェブ画像を軽量・高速化する。

 画像をブラウザーやOSごとに最適のファイルフォーマットに自動変換することで、さらなるバイト数の削減も可能。モバイルデバイスの小さな画面に合わせた画像の縮小も、コーディングなしに自動実行でき、オリジナル画像と同品質を維持したまま最適化して配信することで、魅力的で軽快なユーザー体験の提供が可能になるとしている。

 既存のストレージやワークフローと柔軟に統合できるよう設計されており、ストレージに関してはオンプレミス、クラウドのいずれの形態にも対応。ページにJavaScriptを追加することなく自動最適化ができ、画像変換の各種ポリシー(トリミング、サイズ変更、回転、ウォーターマークなど)をウェブサイトやアプリケーションのコード変更なしに適用できることから、人的コストを抑え、複雑さを解消した迅速な導入・統合が行える。

 また、Image Managerは世界最大のアカマイ分散コンピューティングプラットフォーム上に実装されており、実績あるエンタープライズクラスのプラットフォームによる大規模かつ高速な配信、および高度なセキュリティ制御が活用できる。キャッシュされたコンテンツを5秒でパージする機能を備えており、頻繁な画像の更新にも迅速な対応が可能。大幅なオフロードに対応するためのキャッシュアーキテクチャが強化されており、ロングテール画像のあるサイトやアプリケーションに特に有益だとしている。