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GMOクラウド、ポータルサイト「SaaStart」で販売するSaaS型サービス/アプリを募集するコンペを開催

 GMOクラウド株式会社は23日、SaaS型サービスを集めたポータルサイト「SaaStart byGMO」について、パートナー企業のサービスを募集する「第1回 SaaStart販売アプリコンペティション」を開始した。

 コンペティションでは、「コスト削減」「業務効率化」「売り上げ向上」をテーマに、ウェブやサーバーを仕事で利用する人に役立つSaaS型クラウドサービスを募集。その中から厳選したサービスを、「SaaStart」で提供する予定。コンペティションに応募するアプリ開発ベンダーには、開発および検証期間中のインフラ環境として、「GMOクラウドALTUS」または「GMOクラウド専用サーバー」を無償で提供する。

 GMOクラウドでは、顧客にインフラサービスと合わせてコスト削減や業務効率化に役立つサービスを提供するため、2015年12月に業務効率化・コスト削減につながるSaaS型サービスを集めたポータルサイト「SaaStart」を開設。大容量メール送信用クラウドメールソリューション「シンプルメール byGMO」や電子署名法準拠の電子契約サービス「GMO電子契約サービスAgree」などのサービスを提供している。

 一方、GMOクラウドのパートナー企業であるアプリ開発ベンダーからは、サービスを開発しても「販売にまで手が回らない」「プロモーションや販路の開拓のノウハウがない」といった悩みが寄せられていたとして、「SaaSを購入したい企業」と「SaaSを販売したい企業」をつなぐビジネスプラットフォームに向け、コンペティションを開催する。

 募集するSaaS型サービスは、「ウェブ・マーケティング」「サーバー・ネットワーク」「業務支援」「その他」のカテゴリーで、募集テーマ「コスト削減」「業務効率化」「売り上げ向上」のいずれかを満たすもの。GMOクラウドが提供するクラウドサービス、ホスティングサービスをインフラ基盤として開発することや、開発中のサービスの場合、提供の見通しが立っていることが条件となる。

 応募資格は法人のみ。応募受付期間は8月23日~9月30日。10月1日~15日に1次審査および結果発表、10月15日~30日に面談および2次審査、結果発表を行う。

 コンペティションで選ばれたウェブサービス/アプリは、アプリ開発ベンダーとGMOクラウド間でサービス化に向けた協議を行い、サービス提供方法や価格、収益分配率、サービス名称、プロモーションプランなどを取り決めたうえで協業契約を締結し、サービス化となる。

 GMOクラウドのパートナー制度「アプリケーションパートナー」に登録すると、コンペティション応募アプリの開発および検証期間中のインフラ環境を無償で利用でき、選考結果に関わらず、サービスリリース後もインフラ環境を特別価格で利用できる。