ニュース

キヤノンITS、メールセキュリティ「GUARDIANWALL」をケイ・オプティコムのクラウドサービスに提供

 キヤノンITソリューションズ株式会社(以下、キヤノンITS)は、株式会社ケイ・オプティコム)が運営するクラウドサービスに、メールの情報漏えい対策ソリューション「GUARDIANWALL」を提供すると発表した。これに伴い、キヤノンITSではGUARDIANWALLを活用したサービスを開発、販売するサービス事業者向けに、8月下旬より技術支援を展開する。

 GUARDIANWALLは、メールフィルタリングや誤送信対策、メール監査などの機能でメールからの情報漏えいを防ぐセキュリティシステム。

 ケイ・オプティコムでは、法人向けクラウドサービスとして自由にアプリケーションを組み合わせられる「ユーティリティクラウド」を2015年10月から提供しており、サービスラインナップの強化として、メールの情報漏えい対策メニュー「Mailフィルタリング」を2016年8月1日に追加。そのエンジンに、キヤノンITSのGUARDIANWALLが採用された。

 キヤノンITSでは、Mailフィルタリングサービスの提供開始にあたり、安定したサービス運用を行うための環境構築において技術支援を行った。また、今後のサービス強化に向け、ケイ・オプティコムからの要望を取り入れた製品開発を進めていく。

 キヤノンITSでは、クラウドサービス利用がますます拡大していく状況を見据え、サービス事業者のメールセキュリティのメニュー拡大に協力していくと説明。今後、市場ニーズを取り入れた製品開発と積極的な技術支援などを通じ、中小企業から大企業まであらゆる顧客企業向けの総合情報漏えい対策ソリューションとしてGUARDIANWALLの機能強化およびパートナーを含めた販売拡大を展開していき、GUARDIANWALLを中核としたセキュリティ事業で2020年に売上高100億円を目指す。