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サムライズ、アプリケーション性能監視ソフト「AppDynamics」を販売開始

 株式会社サムライズは9日、米AppDynamicsと販売代理店契約を締結し、同社のアプリケーション性能監視(APM)ソフトウェア「AppDynamics」を同日より販売すると発表した。

 AppDynamicsは、Webアプリケーションシステムを可視化し、性能に問題が発生した際には、その原因の特定を支援するツール。初期設定などは特に必要なく、エージェントソフトウェアをアプリケーションサーバーにインストールするだけで、すぐに性能データの収集を開始できるという。

 収集したデータはすべて管理マネージャに送信され、マップ化されたシステムの稼働状況が一目で確認可能。システム全体を俯瞰(ふかん)したマップから問題点をドリルダウンすることもできる。また、収集した性能データから、日や月、年での利用形態をAppDynamicsが学習し、しきち値などを自動で学習・設定する仕組みも備えているとのこと。

 さらに、バラバラな性能データも、関連性のあるもの同士を自動的にひも付けし、1つの業務トランザクションとして定義できるため、監視を始めるまでの時間や工数を大幅に削減できるとした。

 導入形態は、SaaS版とオンプレミス版を用意する。