富士通システムズ・ウエスト、ITガバナンス支援「IT Policy N@vi」にセキュリティeラーニングを追加

　株式会社富士通システムズ・ウエストと富士通エフ・オー・エム株式会社は8日、企業や組織におけるITガバナンスの確立を支援するクラウドサービス「FUJITSU セキュリティソリューション IT Policy N@vi」について、連動する4種類のeラーニングコンテンツの提供を開始した。

　IT Policy N@viは、セキュリティ対策としてポリシーによる利用機器の統制・管理や、ポリシー遵守状況の可視化などの機能を提供するクラウドサービス。新たに、サービス対象範囲を「利用者のリテラシー向上」に拡大。セキュリティに関するeラーニングと、受講状況を把握できる機能を提供する。

　富士通システムズ・ウエストでは、標的型攻撃の増加によりセキュリティリスクが増大しており、マイナンバー制度の導入により企業のセキュリティのあり方も見直されていると説明。こうした中で、企業からはハードやソフトによる対策だけでなく、利用者のリテラシー向上策も求める声があったとして、eラーニングの提供を開始した。

　eラーニングコンテンツとしては、「事例で学ぶ情報セキュリティ対策（IT Policy N@vi対応版）」「企業におけるマイナンバー制度の理解と対応」「よくわかる事例で学ぶコンプライアンス」「事例で学ぶ個人情報保護」の4種を提供。管理者はIT Policy N@viで受講状況を把握でき、eラーニングの管理サーバー不要で手軽に利用を開始できるとしている。