ミラクル・リナックス、企業向けシステムバックアップ製品「MIRACLE System Savior」最新版を提供

　ミラクル・リナックス株式会社は、企業向けシステムバックアップソフトウェアの最新版となる「MIRACLE System Savior Version 3（以下、MSS V3）」を、7月21日から提供開始する。

　MIRACLE System Saviorは、企業ITシステムのバックアップにおいて必要となる機能を実装したオフラインのシステムバックアップソフト。金融をはじめ、製造、流通、通信、医療など様々な業種で採用されており、昨今では、データセンターへの移行直前にバックアップを行うニーズが増えているほか、ランサムウェア対策としての導入も進んでいるという。

　最新の「MSS V3」では、ベースとなるLinux OSが「Asianux Server 7 == MIRACLE LINUX V7」となったほか、新たにXeon E5-2600 v4シリーズを搭載した「HPE ProLiant Gen9」サーバーの新モデルと「Dell PowerEdge」サーバーに対応し、対応機種の幅が広がった。

　新機能および機能強化点としては、Hyper-V第2世代仮想マシンのバックアップ／リストアに対応するとともに、Red Hat Enterprise Linux 7以降のext4ファイルシステムに対応。また、特定パーティションを除外したバックアップ機能についても、V3R2以降で対応予定となっている。

　価格（税別）は7万8000円から。試用版はミラクル・リナックスのサイトからダウンロードして利用できる。