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TOKAIコムのIaaS「CloudPlatform VM」でミラクル・リナックスのLinux OSが利用可能に

 株式会社TOKAIコミュニケーションズ(以下、TOKAIコム)とミラクル・リナックス株式会社は13日、TOKAIコムが提供するIaaS「BroadCenter クラウドプラットフォームサービス VMシリーズ」(以下、CloudPlatform VM)において、ミラクル・リナックスのLinux OSである「Asianux Server 4 == MIRACLE LINUX V6」とサポートサービスを提供すると発表した。

 「CloudPlatform VM」は、VMwareを基盤とした IaaS型クラウドサービス。従来は、Linux系はRed Hat Enterprise Linux(RHEL)およびCentOSをサポートしていたが、RHELのライセンスはユーザーとベンダー間で別途契約が必要な場合があるほか、CentOSでは商用サポートが提供されていないため、トラブル発生時やセキュリティの対応が課題だったという。

 今回、利用可能なLinuxとしてAsianux Server 4 == MIRACLE LINUX V6がラインアップされたことで、商用サポート付きで安価なLinux OSを利用する選択肢が増え、商用システムの構築がより簡単に実現できるようになった。

 なおTOKAIコムとミラクル・リナックスでは、今後も連携し、最新版のLinux OSの対応や、「CloudPlatform VM」上で自動構築できるテンプレートの共同開発など、今後もさまざまな協業を計画しているとのことだ。