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IDCフロンティアとFROSK、スマートフォンアプリの品質改善に向け業務提携

 株式会社IDCフロンティア(以下、IDCF)とFROSK株式会社は16日、スマートフォンアプリの品質改善に向け、業務提携を行うと発表した。

 提携により、IDCFのクラウドサービスである「IDCFクラウド」と、FROSKのスマートフォンアプリに特化したエラー検知・分析ツール「SmartBeat」がシングルサインオンで連携する。また、IDCFクラウドのユーザーに、SmartBeatの全機能を30日間無料で利用できる特別プランを提供する。

 FROSKは、スマートフォンアプリの開発者向け支援ツールの分野に特化し、2014年4月にはアプリのクラッシュなどを自動検知して品質を改善するSmartBeatの提供を開始した。SmartBeatは、すでに国内で多くのアプリ提供事業者が利用しており、現在1000以上のアプリが導入。事業者の利用例としては、Yahoo! JAPANでも「Yahoo!ニュース」アプリをはじめとする全てのスマートフォンアプリ開発において、テストや品質改善にSmartBeatを活用しているという。

 IDCFは、IDCFクラウドがスマートフォンを活用してビジネスを展開する企業に利用されるケースが増加していることを受け、こうした企業を支援するため、FROSKと提携。これにより、アプリのインフラ構築からリリース前のテスト実施、リリース開始後の品質維持向上・改善にいたる開発プロセスが包括的にカバーされ、IDCFクラウドのユーザーがコストを抑えた高品質のアプリ提供が可能になるとしている。

 IDCFとFROSKでは、今後もスマートフォンアプリの品質改善に向け、サービス強化およびパートナー連携を推進していき、セミナーの共催や販促などマーケティング分野においても協力していくとしている。