マクニカネットとベリサインが提携、社内とクラウドのSSOを実現


 マクニカネットワークス株式会社(以下、マクニカネット)と日本ベリサイン株式会社(以下、ベリサイン)は18日、マクニカネットが販売するアクセスゲートウェイ「Juniper Networks MAGシリーズ(以下、MAGシリーズ)」と、ベリサインのクラウドサービス向け高度認証サービス「ベリサインGATE powered by CLOMO(以下、ベリサインGATE)」を連携させたを発表した。動作検証を完了し、同日より提供を開始する。

 MAGシリーズは、社外から社内ネットワークへのリモートアクセスを可能にするSSL-VPN製品。PC端末のみならず、統合型マルチサービス・ネットワーク・クライアント「JunosR Pulse」と併用することで、スマートデバイスを含むさまざまな端末からのリモートアクセスを実現する。

 一方のベリサインGATEは、クラウドサービス向けの高度認証サービス。業界標準の認証連携プロトコル「SAML 2.0」に対応し、さまざまなクラウドサービスに対して、ID/パスワード、電子証明書、ワンタイムパスワード(OTP)による認証とシングルサインオン(SSO)を実現する。

 両者が連携することで、社内システムとクラウドサービスの両方に対して、共通のID・パスワードによる認証とSSOを実現。業務でイントラとクラウドサービスを利用している環境で、ユーザーのログインの手間を最小化できる。

 ID/パスワード認証のほか、電子証明書やOTPによる認証強化が可能なため、PC、スマートフォン、タブレットなどあらゆるモバイル端末を利用する場合も、強固な認証環境でサービスを利用できるとしている。

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(川島 弘之)
2011/10/20 06:00