住電情報、画面作成機能など拡張した「楽々WorkflowII 6.1」


 住友電工情報システム株式会社(住電情報)は12日、Webワークフローシステム最新版「楽々WorkflowII Ver.6.1」を発売した。

 楽々WorkflowIIは、企業内での申請・承認・決裁のワークフローを電子化するパッケージソフト。新版では、申請・承認画面作成機能や文書一覧表機能の拡張、スマートフォン対応を強化した。

 申請・承認画面作成機能の拡張では、従来、同社のWebアプリケーション開発基盤「楽々FrameworkII」が必要だった複雑な申請画面の作成を、楽々WorkflowIIのみで実現。申請画面での複雑な操作――例えば、画面内のサブウインドウの表示・非表示、明細入力業の追加、データベースからのデータ自動取得などを簡単に作成できる。

 文書一覧表機能では、作成中・承認中・決裁済みなどすべての状態の文書を1つのメニューから一覧で閲覧可能に。これまでは、決裁前と決裁済みの文書はそれぞれ別メニューからしか閲覧できなかったが、区別なく内容を確認できる。

 加えて、ワークフローの各種機能をスマートフォンに対応。申請・承認、グラフィカルな経路変更画面もスマートフォンで、PCと変わりなく利用できる。対応クライアントはInternet Explorer、Firefox、Android標準ブラウザ、Mobile Safari。

 1CPUあたりのパッケージライセンス価格は、Linux版・Windows版が各250万円(税別)、UNIX版が350万円(同)。楽々FrameworkII購入済み、または同時購入の場合は、Linux版・Windows版が各125~175万円(同)、UNIX版が175~245万円(同)。

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