ネオジャパン、SaaSメニューにWebワークフロー「X-point on Applitus」を追加


X-point on Applitusの画面イメージ

 株式会社ネオジャパンは17日、SaaS形式でアプリケーションを提供する「Applitus」のラインアップに、株式会社エイトレッドのWebフォーム・ワークフローシステム「X-point」を追加すると発表した。「X-point on Applitus」の名称で、同日よりサービス提供を開始する。

 X-pointは、Webブラウザ上で書類の作成から承認、検索、活用などを容易に行えるようにする、Webワークフローツール。「まるで紙に書くような」直感的な入力フォームを提供できる点が特徴で、慣れ親しんだ紙の書類のレイアウトと同じ入力フォームをHTMLフォームとして作成すれば、ユーザーがとまどうことなく導入できるという。また、検索、集計などのデータ活用機能も標準機能として用意されており、プログラミングをすることなく、各企業にあわせた柔軟なシステム構築が可能とのこと。

 一方、ネオジャパンが提供するApplitusは、Webアプリケーションをベースにしたソフトウェア群をオンデマンドで組み合わせ、ネットワーク経由で提供するアプリケーションサービス。グループウェア、営業日報管理、イントラブログなどの自社サービスに加えて、サードパーティ製のアプリケーションも広く提供しており、現在、20種類を用意している。

 なお、Applitusで提供されているグループウェア「desknet's」の中には、すでにワークフローの機能が備わっているが、ネオジャパンでは、今回のX-point on Applitus提供により、さらに高度なワークフローへのニーズに応えたい考え。本格的なワークフローシステムを、短期間で簡単に導入できるとしている。

 月額料金は、ベーシックプラットホームサービスが1万5750円、X-point on Applitus利用料が525円/ユーザー。このほか、初期構築費用が10万5000円かかる。また、オプションの「desknet's」連携アダプタを利用すれば、desknet'sとのシングルサインオンと、ガジェット表示を行える。

 ネオジャパンでは、2011年度に1万ユーザーの獲得を目標としている。

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