NTTソフト、スマートフォンに対応した誤送信防止ソフト「CipherCraft/Mail」新版


 NTTソフトウェア株式会社(NTTソフト)は14日、企業向けのメール誤送信防止ソリューション「CipherCraft/Mail サーバタイプ Ver.5.3」を発表した。7月16日より販売開始する。

 CipherCraft/Mailは、今までのメール環境を変えることなく、メールの誤送信防止を実現するソリューション。クライアントPCにインストールする「クライアントタイプ」と、プロキシサーバーとして動作させる「サーバタイプ」が用意されている。

 今回はこのうち、「サーバタイプ」を強化した。まず、ビジネスでの活用が広がるスマートフォンにおいて、送信者自身があて先・本文・添付ファイルを一度確認してからメールを送る「メール誤送信防止」機能を利用可能になった。

 加えて、メール送信時のあて先チェックを支援する「アシスト」機能を搭載した。この機能は、メール本文中のあて先情報を、形態素解析エンジンで抽出し、画面上で強調表示することにより、メール本文とあて先メールアドレスの照合を支援するもので、これによって、あて先の取り違えを抑止できるとしている。

 価格は、「CipherCraft/Mail サーバタイプ(誤送信防止版)」を100ユーザーで利用する場合、59万円から。NTTソフトでは、今後3年間で10億円の販売を目標としている。

スマートフォンでの利用画面イメージアシスト機能の利用イメージ
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(石井 一志)
2010/7/14 17:30