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ネットワールド、IT資産の脆弱性を調査するセキュアスカイのEASMサービス「Dredger」を取り扱い開始

 株式会社セキュアスカイ・テクノロジー(以下、セキュアスカイ)は11日、株式会社ネットワールドと直接販売代理店契約を締結し、セキュアスカイのクラウド型WAFサービス「Scutum」の提供を継続するとともに、新たに国産EASMサービス「Dredger」の取り扱いを4月に開始したと発表した。

 Dredgerは、インターネットからアクセス可能なIT資産の情報を攻撃者視点で調査し、サイバー攻撃の入り口となりうるリスクをタイムリーかつ継続的に発見するEASM(External Attack Surface Management)サービス。主な機能には、アセットの発見、リスクスキャン、アタックサーフェスの可視化・管理が含まれる。

顧客の組織に関連があると思われるIT資産をインターネット上から探索・発見

 今回の提携により、ネットワールドはセキュリティソリューションのラインアップを強化し、多くの企業が抱えるセキュリティ課題の解決を支援すると説明。新たにDredgerの導入により、従来の攻撃対策に加えて、企業が未把握のIT資産や潜在的な脅威に対する管理を強化することで、サイバーセキュリティの向上に貢献するとしている。

 セキュアスカイでは、脆弱性診断やScutumは「把握済みのIT資産」に対する脆弱性の特定と攻撃からの防御を支援する一方、Dredgerは「未把握のIT資産」に対してアプローチし、サイバー攻撃の入り口となり得る潜在的な脅威をタイムリーかつ継続的に調査・発見することで、セキュリティリスクを低減すると説明。これらのアプローチの組み合わせにより、セキュアスカイはWebサイトを運営する企業・団体に対して、より安全なWebサイト運営を支援するとしている。