NECソリューションイノベータ、「NEC IoT センサデータ可視化サービス」を4月提供開始

　NECソリューションイノベータ株式会社は26日、生産現場のさまざまなセンサーデータを見える化する「NEC IoT センサデータ可視化サービス」を4月1日に提供開始すると発表した。

　サービスは、多種類のセンサーデータをネットワークなどの現場環境を変更することなくクラウド上に自動収集し、1つのダッシュボード上で可視化する。これにより、生産現場のデータ確認や情報収集などの業務効率化を支援する。

「NEC IoT センサデータ可視化サービス」のシステム構成イメージ

　PCでの閲覧時に適した4種類のパターンから選択できる標準的なダッシュボードが設定しておあり、利用者側でダッシュボードの画面表示を変更することも可能。タブレットやスマートフォンでの閲覧時により見やすい表示にすることや、特定のデータのみを拡大して表示するなど、目的に合わせた可視化が可能になる。

　データの可視化に必要なハードウェアやソフトウェア、回線などをまとめて提供し、生産ラインの設備変更やネットワークなどの現場環境は変更する必要がないため、手軽にサービスを導入できる。

　サービスの価格は、1セット（マルチセンサー1台、電流センサー1台、ゲートウェイ1台、利用ID1ユーザー）あたりの利用料が月額3万円（税別）から。NECソリューションイノベータでは、サービス提供開始後3年間で3000セットの導入を目指す。