NECソリューションイノベータ、「NEC 働き方改革支援ソリューション」と「奉行Edge勤怠管理クラウド・就業奉行」の連携ツールを提供

　NECソリューションイノベータ株式会社と三和コンピュータ株式会社は23日、株式会社オービックビジネスコンサルタント（以下、OBC）が提供する勤怠システム「奉行Edge勤怠管理クラウド・就業奉行」と、NECソリューションイノベータが提供する「NEC 働き方改革支援ソリューション」の連携ツールの提供を開始した。

　働き方改革関連法の施行により、働き方改革を支援するためのさまざまな仕組みが提供されているが、それらの仕組みの導入にあたっては、既存の勤怠システムと連携するために個別のシステム開発を必要とするケースが多く、そのための開発費用や導入期間などの課題により、特に中小企業においては、導入しづらい状況にあると説明。こうした状況を受け、奉行Edge勤怠管理クラウド・就業奉行とNEC働き方改革支援ソリューションとの連携ツールを三和コンピュータが開発。NECソリューションイノベータとともに提供を開始した。

　連携ツールでは、奉行Edge勤怠管理クラウド・就業奉行に登録された出退勤時間と、NEC 働き方改革支援ソリューションで管理するPC操作の開始／終了時間との乖離を、NEC 働き方改革支援ソリューションに取り込み、可視化できる。

　また、奉行Edge勤怠管理クラウド・就業奉行の勤怠情報から残業情報を収集し、NEC 働き方改革支援ソリューションに取り込み、同一組織やプロジェクト内のメンバー間で業務負荷を可視化することができる。

　奉行Edge勤怠管理クラウド・就業奉行連携ツールの価格は8万5000円（初年度、税別）。NEC 働き方改革支援ソリューションの価格は年額30万円（100ID、税別）から。NECソリューションイノベータと三和コンピュータでは、今後3年間で3万IDの導入を目指す。

連携ツールにより、出退勤時刻とPC操作終了時刻との乖離をチェックできる