プレスリリース
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インフォマティカ、データ統合/ビッグデータソリューションをAWSへ拡張
(2015/4/23 18:45)
【報道参考資料】
(本リリースは2015年4月9日に米国インフォマティカ・コーポレーションより発表されたプレスリリースの抄訳です)
2015年4月23日
インフォマティカ、データ統合/ビッグデータソリューションを
Amazon Web Serviceへ拡張
PowerCenter、Big Data Edition、Data Quality、B2B Data ExchangeがAWSをサポート
真のハイブリッドITデータパイプラインの基盤を提供
米国カリフォルニア州レッドウッドシティ発 - 2015年4月9日
データインテグレーションソリューションにおける独立系リーディングプロバイダーInformatica Corporation(本社: 米国カリフォルニア州レッドウッドシティ、NASDAQ: INFA、以下「インフォマティカ」)は本日、同社のInformatica PowerCenter(以下PowerCenter)、Informatica Big DataEdition(以下Big Data Edition)、Informatica B2B Data Exchange(以下B2B Data Exchange、Informatica Data Quality(以下Data Quality)がAmazon Web Service(以下AWS)で利用できるようになったことを発表しました。これによりユーザーは、シームレスなデータの統合と管理が可能になります。また複数のAWSサービスを活用することで、インフォマティカが提供するすべてのデータパイプラインをAWS上で実行できるようになります。
本発表によりユーザーは、新規または既存のオンプレミスライセンスを使用して、AWS上でインフォマティカの製品を実行できるようになります。また、AWSクラウド上でのデータ統合を成功に導くために、インフォマティカの提供する実績あるサポートサービスを利用することが可能になります。
AWSでPowerCenter、Big Data Edition、B2B Data Exchange、Data Qualityを利用することで、開発の柔軟性とビジネスの俊敏性向上、業務コストの削減をより一層推進できるようになります。AWSにより、企業はサーバーの発注や導入を待つことなく、インフォマティカを基盤にしたソリューションをすぐに利用、拡張することができます。またデータ統合、データ変換、データ品質管理、データ交換の稼働システムをHadoopで実行するか、または従来のインフラ システムで実行するかをAWS上で選ぶこともできます。
インフォマティカのデータ統合およびセキュリティ担当のシニア・バイス・プレジデント兼ゼネラル・マネージャー、Amit Walia(アミット・ワリア) は次のように述べています。
「インフォマティカは、クラウド戦略の拡張を進めており、当社のオンプレミス製品をAWSのインフラで利用できるようにしたことも、その戦略のひとつです。クラウドファースト(Cloud-first)やハイブリッドIT志向の企業、また業務部門チームも、インフォマティカが力強く支えているという確信のもと、ホスティング環境におけるデータパイプラインの欠かせない要素として当社の対象製品群を活用し、ビジネスを推進できるようになりました」
インフォマティカのソリューションをAWSでホスティングすることで、AWSの経済性に優れた従量課金体系や、信頼性の高いコンピューティング環境を利用でき、さらにAWSのデータサービスとストレージサービスを最大活用できるメリットがあります。経済的なストレージを提供するAmazon Simple Storage Service (Amazon S3)、Amazon Relational Database Service (Amazon RDS)、Amazon Redshiftへのハイパフォーマンスな接続も可能となります。Amazon Redshiftは、完全マネージド型の高速なペタバイト 規模のデータ ウェアハウスソリューションで、既存のBIツールを有効に活用し、高い費用対効果で簡単かつ効率的にあらゆるデータを分析できます。
AWSのワールドワイドパートナーエコシステム担当バイス・プレジデント、Terry Wise (テリー・ワイズ) 氏は次のように述べています。「インフォマティカの革新的なデータ統合・管理ソリューションをAWSでホスティングすることによって、お客様はAmazon Redshift、Amazon RDS、Amazon S3といった拡張性が高く安全で低コストのAWSサービスを簡単、迅速に活用できます。今回発表されたインフォマティカの新しいサービスによって、当社とインフォマティカ両方のお客様が、AWS クラウドをこれまで以上に幅広く利用できるようになります」
〈追加費用なしでオンプレミスと同じパフォーマンス〉
ユーザーは、PowerCenter、Big Data Edition、B2B Data Exchange、Data Qualityを、従来のオンプレミスサーバーで展開している場合とまったく同じようにAWS上で利用することが可能です。製品がクラウド環境にあるのかオンプレミス環境にあるのかに関係なく、ユーザーに次のようなメリットを提供します。
●品質・価値の高い最適なデータを分析システムや業務システムに供給するパイプラインを作成・管理するための完全な機能を提供
●カスタマイズなしですぐに利用できる数百ものデータソースコネクタと、事前定義済みのデータパーサーもオンプレミスと同一の機能を提供
●機能検証(PoC)、開発、完全な本稼動環境など、オンプレミスと同じ様々な目的に使用することが可能
●オンプレミスと変わらない高い生産性でコーディング不要の視覚的な開発環境を提供
●インフォマティカのプロフェッショナルサービスとグローバル カスタマーサポートによる包括的な支援を提供
●AWS上で稼働させるための特別なライセンスは不要
PowerCenter、B2B Data Exchange、Data Qualityは、オンプレミス環境と同様にAmazon EC2上でも同じOSをサポートします。Informatica BDEはAmazon EC2上で、HadoopディストリビューションのClouderaおよびHortonworksがサポートしているバージョンで稼動します。
〈PowerCenter、Big Data Edition、Data Qualityについて〉
世界中で数千の企業が、PowerCenter、Big Data Edition、Data Qualityによって基幹業務に関わる大規模データ パイプラインを構築し、運用しています。インフォマティカは、数百の構築済みコネクタとパーサー、また高性能な変換機能を備えたコード不要の視覚的な開発ツールを提供します。またユーザーは、世界で100,000人を超える経験豊富なインフォマティカの開発者リソースと、実績あるインフォマティカのサポートを利用できます。これによって、データプロジェクトの実行に伴う時間を短縮し、リスクを軽減することが可能となります。Big Data Editionは、プロファイリング、解析、変換、クレンジングなどのデータパイプライン全体を、オンプレミスもしくはAmazon EC2上のHadoopのコンピューティングパワーを活用して実行します。インフォマティカは必要とされるスキルと時間を大幅に抑えて、ビッグデータプロジェクトを成功へ導きます。
〈B2B Data Exchangeについて〉
B2B Data Exchangeは、企業間におけるデータの収集、交換、共有を可能にする、コード不要の視覚的なツールで、包括的な管理およびモニタリング環境を提供します。また、非構造化データ、業界標準データ、XML、数多くの固有形式などあらゆるデータ形式をサポートする、高度なデータ変換機能を提供します。これによって、タイプが異なる膨大な量のデータを容易に統合し、チャネル横断での安全な情報通信が可能となります。B2B Data Exchangeは、データ交換の実装に要する時間を最大80%短縮、企業間データ交換における問題を迅速に特定、解決し、顧客およびパートナーとの関係を向上、業務パフォーマンス全体を最大化します。
〈インフォマティカ グローバルカスタマーサポートについて〉
実績あるインフォマティカのグローバル カスタマー サポート部門は、顧客を成功に導くために注力しています。この取り組みは、エンタープライズソフトウェア業界で最も高い顧客の契約更新率につながっています。知見と情報提供において世界的なリーダーである独立系リサーチ企業TNS社が実施したデータ統合ソリューションの顧客満足度調査で、インフォマティカは9年連続で顧客ロイヤルティNo.1に評価されています。この調査には「顧客ニーズを満たすサポートプログラム」の評価が含まれています。ユーザーは、Amazon EC2上でPowerCenter、Big Data Edition、B2B Data Exchange、Data Qualityを稼働させる際も、従来のオンプレミスサーバーで展開している場合とまったく同じ、インフォマティカのカスタマーサポートサービスを受けることができます。
〈出荷時期について〉
PowerCenter、B2B Data Exchange、Informatica Big Data Editionは、Amazon EC2をベースにすでに提供を開始しています。
他のガートナーマジック・クアドラントにおけるインフォマティカのリーダーとしての評価
・Gartner 2014 Magic Quadrant for Data Quality Tools
(データ品質管理ツール、2014年11月26日/英語)
https://www.informatica.com/data-quality-magic-quadrant.html
・Gartner 2014 Magic Quadrant for Data Integration Tools
(データ統合ツール、2014年7月24日)
http://international.informatica.com/jp/company/news-and-events-calendar/press-releases/jp-informatica-leader-2014-mq-for-di-tools.aspx
以上
Informatica PowerCenterについて
http://international.informatica.com/jp/products/data-integration/enterprise/powercenter/
Informatica Big Data Editionについて(英語)
https://www.informatica.com/products/big-data/big-data-edition.html#fbid=-47K7BEmvLb
Informatica B2B Data Exchangeについて
http://international.informatica.com/jp/products/data-integration/b2b-data-exchange/
Informatica Data Qualityについて
http://international.informatica.com/jp/products/data-quality/data-quality/
※本リリースの全文は、こちらにてご覧いただけます。(英語)
https://www.informatica.com/about-us/news/news-releases/2015/04/20150409-informatica-powercenter-on-aws.html