日本ユニシス、熊本市へ「行政文書目録公開システム」をSaaS型で提供
日本ユニシス
熊本市へ「行政文書目録公開システム」をSaaS型で提供
~ SaaS型サービスの利用により、短期間でサービスを開始 ~
日本ユニシス株式会社(本社:東京都江東区、社長:籾井 勝人、以下 日本ユニシス)は、自治体向け「UniCityR 総合文書管理システム SaaS Edition」を構成するひとつのサービスである「情報公開サービス」を熊本市(所在地:熊本県熊本市、市長:幸山 政史 氏)に提供しました。
熊本市では、このサービスを利用して、行政の意思決定過程を記録した公文書の件名や担当課、起案・収受日等の目録情報を市民がインターネットを利用して検索・閲覧できる行政情報の公開と共有を実現し、積極的な行政情報等の公開により、市民から信頼される市政の運営と、熊本市自治基本条例の基本理念の一つである情報共有、信頼及び協働による市政・まちづくりの実現を目指すとしており、平成22年10月18日から行政文書目録公開システムの一般利用を開始します。
本システム導入方式の検討にあたっては、複数のシステム方式(自設(インハウス)方式、ホスティング(レンタルサーバー)方式、SaaS(注)・ASP方式など)を多角的に検討した結果、受託事業者サーバー上のアプリケーションプログラムを有料で利用するSaaS・ASP(アプリケーション サービス プロバイダー)方式を採用することに決定しました。このことから、日本ユニシスが提供する自治体向け「UniCity総合文書管理システム SaaS Edition」の「情報公開サービス」が熊本市の期待するシステム要件(仮想化技術を利用したSaaS型サービスであることなど)を満たしているとして、今回選定されました。
熊本市は、今後5年間に、平成16年度からの行政文書約300万件を一般公開していく予定です。
今回、熊本市に採用されました「UniCity総合文書管理システム SaaS Edition」は、平成12年から地方公共団体向けに販売しているパッケージを日本ユニシスのICT基盤を活用してSaaS型にしたものです。本サービスは以下のような特徴を備えております。
1.仮想化技術により低価格でのサービス提供
2.構築・運用・保守負担および費用の軽減
3.データセンターの活用により安心・安全・継続性を確保
4.短期間での運用開始が可能
日本ユニシスは、今後も熊本市への導入事例をもとに、「UniCity総合文書管理システム SaaS Edition」を積極的に提案していきます。
以上