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日本オラクル、「Oracle Hyperion Enterprise Planning Suite」を提供開始

News Release

2010年7月6日
日本オラクル、
「Oracle Hyperion Enterprise Planning Suite」を提供開始
~企業内外の変化に迅速に対応する統合計画アプリケーション製品群で
企業の価値向上に貢献~

・日本オラクル株式会社(本社:東京都港区北青山、代表執行役社長 最高経営責任者:遠藤 隆雄)は本日、中長期計画から単年度予算や業績予測、事業計画まで連携させることで、企業の内外で起こる変化に迅速に対応する統合計画アプリケーション製品群「Oracle Hyperion Enterprise Planning Suite」を提供開始しました。

・「Oracle Hyperion Enterprise Planning Suite」は、オラクルの経営管理ソリューション「Oracle Enterprise Performance Management System」の一部で、統合的に企業の業績を管理し、計画の立案や再構築といった経営のサイクルを的確かつ迅速に推進することで、企業価値向上に貢献します。

・「Oracle Hyperion Enterprise Planning Suite」は、「戦略」と「財務計画」、「財務計画」と「事業計画」の統合が可能です。企業における製品や商品の価格、原価、需給などの変化を早期に発見し、その対応策を複数のシナリオで検討することにより、財務的に最適かつ実行可能な計画を策定できます。また、「Oracle Hyperion Enterprise Planning Suite」は、他のERPベンダーや独自開発の業務アプリケーションと情報統合できます。

・「Oracle Hyperion Enterprise Planning Suite」は以下のアプリケーション製品を含みます。

「Oracle Hyperion Strategic Finance」
 企業の戦略が財務におよぼす影響を明確にし、経営陣が正確に把握できるよう支援する財務モデリング・アプリケーションです。事業ポートフォリオ最適化のためのシナリオ分析や債務・資金構成最適化のためのシミュレーションなど企業における中長期的な事業戦略モデルの検討や構築を支援します。

「Oracle Hyperion Planning」
 Microsoft ExcelおよびWebベースの計画策定、予算管理、予測管理のアプリケーションです。財務計画プロセスと業務計画プロセスを統合することで、予算、フォーキャスト策定業務を効率化し、精度の高い計画、予測を行えるだけでなく、多角的な予実分析を実現します。

「Oracle Hyperion Planning Modules」
 各業務における計画管理業務のベストプラクティスを実現し、短期導入を可能にするモジュールを提供します。現在は、ヘッドカウント・給与や報酬プランなどの要員計画を事前定義した「Workforce Planning」や、資産の購入・譲渡・除却などの設備投資計画を事前定義した「Capital Asset Planning」を提供しています。これらモジュールを利用することにより、アプリケーションの導入およびメンテナンスにかかるコストの削減を実現します。また、柔軟性の高いアーキテクチャのため、個別要件にも対応します。

「Oracle Hyperion Profitability and Cost Management」
 組織内でのコストや収益性の推進要因を可視化する業績管理アプリケーションです。活動基準原価計算などの収益や原価計算モデルを実装し、多面的な切り口で収益、コスト構造を明らかにします。

「Oracle Integrated Operational Planning」
 財務計画と業務計画の同期およびシミュレーションを行うアプリケーションです。詳細な原価モデルによる利益計画を実現する事前定義済みモジュールIMP(Integrated Margin Planning)を提供します。

●オラクルについて

オラクルは世界で最もcomplete、open、integratedなビジネスソフトウェアとハードウェア・システムの会社です。オラクルに関するより詳しい情報は、http://www.oracle.com/jp をご覧ください。

* OracleとJavaは、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。

【参考資料】
◆「Oracle Hyperion Enterprise Planning Suite」発表に関する各社からのコメント(五十音順)

◇アクセンチュア株式会社
アクセンチュア株式会社は、「Oracle Hyperion Enterprise Planning Suite」最新版の出荷開始を歓迎致します。日本企業にとって、市況の変動や新興国を含め多極化した市場にも柔軟かつ迅速な対応を可能とする、真のグローバル経営基盤の構築は不可欠です。特に、市況が急激に変化する不確実な経営環境においては、的確な予測により将来を見通した上でグループ全体を運営することが求められます。多様な変動要素に応じたシミュレーションの実現を含め、企業における予測・将来情報に基づいた経営管理の実現ソリューションである「Oracle Hyperion Enterprise Planning Suite」の活用は、各企業における経営基盤の構築を牽引します。アクセンチュアでは、この新たなソリューションと、当社がグローバルレベルで培った豊富な財務・経営管理コンサルティングやシステム導入サービスとを組み合わせることで、お客様に最適な経営管理モデルの実現に向けたサービスを提供して参ります。

アクセンチュア株式会社
テクノロジーコンサルティング本部 財務・経営管理グループ統括パートナー 中西 正

◇株式会社電通国際情報サービス
株式会社電通国際情報サービスは、「Oracle Hyperion Enterprise Planning Suite」最新版の出荷開始を歓迎いたします。弊社は、Hyperionソリューションによる経営管理システム構築に10年以上取り組んでまいりました。最新版「Oracle Hyperion Enterprise Planning Suite」の先進的かつ統合的な計画・予算管理機能と、今までの多くの導入実績で培った、弊社のグループ経営管理システム構築ノウハウを組み合わせる事により、お客様のグループ経営基盤強化に貢献してまいります。

株式会社電通国際情報サービス
常務執行役員 ビジネスソリューション事業部長 小谷 繁弘

◇日本アイ・ビー・エム株式会社
ビジネスのグローバル化が進む中で経営者はタイムリーな情報を足がかりに素早く経営の舵をきる(経営の判断をする)必要性に迫られております。日本アイ・ビー・エム株式会社は、弊社の経営管理フレームワーク「Business Performance Management(BPM)」をご提供し、オラクル社と連携して、お客様の課題解決に向けて深く貢献してまいります。

日本アイ・ビー・エム株式会社 グローバル・ビジネス・サービス事業
コンサルティング・サービス エンタープライズ・アプリケーション パートナー
瀧澤 則逸

◇プライスウォーターハウスクーパース株式会社
プライスウォーターハウスクーパース株式会社は、「Oracle Hyperion Enterprise Planning Suite」最新版の出荷開始を歓迎いたします。弊社はこれまでHyperion Planningリリース以来約10年に渡り多数のお客様の予算業務、システム改善を行って参りました。今回新たにリリースされます「Oracle Hyperion Enterprise Planning Suite」はこれまでお客様から要望が高かった予算立案に伴うさまざまな周辺業務(利益計画、人員計画、設備計画等)をカバーする製品群となっておりますので、弊社はこれらの製品群を活用することでお客様の一層の業務改善に貢献していきたいと考えています。

プライスウォーターハウスクーパース株式会社
パートナー 岩田 謙作

関連情報
2010/7/7 16:30