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グレープシティ、モバイルアプリ開発用UIコンポーネット「Xuni」最新版をリリース

モバイルアプリ開発用コンポーネット「Xuni」の最新バージョンがリリース

 グレープシティ株式会社は、モバイルアプリ開発用コンポーネントセット「Xuni」の最新バージョンをリリースした。また、新規サブスクリプション契約の価格(税込)についても、1ユーザーライセンスの年間費用を16万2000円から11万8800円に値下げした。

 Xuniはモバイルアプリ開発用に、各種ユーザーインターフェイスを提供する開発支援製品。アプリに組み込むユーザーインターフェイスを、部品(コントロール、コンポーネント、ライブラリ、フレームワーク、モジュールなどの名称で呼ばれるソフトウェア)で提供しており、各部品はXamarinプラットフォームを利用したAndroid、iOS、Windows Phoneのクロスプラットフォームアプリ開発と、Android、iOSのアプリ開発で利用できる。

 最新バージョンではカレンダーを追加し、従来バージョンから機能強化したデータグリッド、チャートなどと合わせて6種類のコンポーネントを提供。また、Xamarinプラットフォームに対応し、Microsoftの統合開発環境であるVisual Studioを利用したAndroid、iOSアプリ開発でXuniを利用でき、コーディングからデバッグ、シミュレーターを利用した動作検証までVisual Studioから効率よく操作できる。

 開発言語は、C#(Xamarin.Forms/Xamarin.Android/Xamarin.iOS)、Java(Android)、Objective-C(iOS)、Swift(iOS)をサポート。より多くのアプリ開発シーンで利用できる。

 Xuniの各コンポーネントはネイティブ用をベースに、機能を各環境向けに提供。開発するアプリの種類と開発環境が異なっても、同等機能を実現する。例えば、Android Studioで開発するアプリにXuniのカレンダー機能を利用した場合、Xamarinプラットフォームだけでなく、Xcodeで開発するiOSアプリでも同じカレンダー機能を実装できる。アプリ開発者はチャートやグリッドなど複雑なユーザーインターフェイスの構築を、コンポーネント単体やその組み合わせを利用することで工数を削減し、ビジネスロジックの開発に注力できるとしている。

三柳 英樹