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DNPが広告管理システム開発、V-Low放送「i-dio」の「Amanekチャンネル」で採用

 大日本印刷株式会社(DNP)は、スマートフォン、カーナビ、デジタルサイネージなどに対応する広告配信管理システムを開発した。V-Lowマルチメディア放送「i-dio」の「Amanekチャンネル」にて採用され、4月中旬より運用を開始する。

大日本印刷が開発した広告配信管理システムの利用イメージ

 今回DNPが開発したシステムは、広告枠の提供を行う「媒体社」向けのもの。広告主からみた場合、広告枠の検索・予約、広告素材のオンライン入稿、広告実績の確認などが行える。媒体社側は、管理業務効率化、人件費軽減などの効果が期待できる。

 広告枠の検索においては、期間、エリア、価格、配信先端末などを条件として指定可能。予算や条件に応じて広告プランを自動作成する機能も備える。

 i-dioは、テレビの地上アナログ放送停波によって空いたVHF帯を利用し、おもに移動体端末向けに無料で行われる放送。3月1日より東京・大阪・福岡でプレ放送が開始した。なお、受信には専用のチューナーが必要。

 これに対して「Amanekチャンネル」は、複数あるi-dio放送チャンネルのうちの1つで、車に特化した番組編成を特徴とする。

 DNP開発による広告配信システムは、広告収益を分配するレベニューシェアのモデルで運用される。

システムの利用フロー

森田 秀一