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NTTデータ、国税関係書類の登録から活用までを支援する文書管理ソリューション

 株式会社NTTデータは8日、文書管理ソリューション「Prexifort-OCR e文書Plus」を、5月1日より提供開始すると発表した。

 「Prexifort-OCR e文書Plus」は、長期保管が必要となる国税関係書類(契約書、請求書、見積書など)の登録から保管・活用までを支援する文書管理ソリューション。非定型の帳票から検索キーワードを自動取得するキーワード抽出OCRや、タイムスタンプ、保管文書の複数条件検索、ユーザー管理、操作ログ取得といった機能を備えており、書類保管コストの削減や、書類探索の効率化、コンプライアンス強化などを実現できるという。

 具体的には、対象帳票をスキャンしてOCRで読み取り、取得した文字情報を検索キーワードとして付与可能。非定型の帳票についても、「キーワード抽出機能」や「囲って認識機能」により、文字情報の取得に対応する。これによって、電子文書作成時の検索キーワード登録業務を効率化できるとのこと。

 また、電子帳簿保存法で求められるタイムスタンプを、電子文書の文書管理サーバー登録時に自動付与する仕組みを搭載。検索時は、あらかじめ登録された検索キーワードにより、複数条件(AND・OR)で対象文書の検索が可能で、税務調査の対応時はもちろん、通常業務においても書類の有効活用を促進できるとのこと。

 なお、フォルダや帳票単位での参照ユーザーの制限や、操作ログ(参照、検索、削除)の自動取得にも対応。保管義務のある7年間保存する、といった保管期間を設定でき、期間が過ぎた文書ファイルの自動削除機能も備えた。

石井 一志