MetaMoJiの「GEMBA」、デロイト トーマツ コンサルティングの製造業向けソリューションと連携

　株式会社MetaMoJiは2日、タブレットをはじめとしたモバイルデバイスを業務で活用するための「GEMBA（ゲンバ）」ソリューションを、デロイト トーマツ コンサルティング合同会社がSalesforce上で展開する製造業向けソリューション「Deloitte Digital Solution for Manufacturing」と連携させると発表した。

　MetaMoJiの「GEMBA」ソリューションは、デジタルノート「MetaMoJi Note」の技術をベースに、現場での業務向けに必要な機能を追加したもので、タブレットならではのアプリを開発するための、「GEMBA」アプリ基盤上に構築される。「GEMBA」の使いやすいユーザーインターフェイスにより、システム導入や教育の負荷を大きく削減できるという。

　一方、デロイト トーマツ コンサルティングは製造業向けに、新たなビジネスを成功させる「エコシステムの構築」の支援コンサルティングを行っている。Salesforceに関しても、業種別ソリューション開発のためのパートナーシッププログラム「Salesforce Fullforce」に最初のパートナーとして選ばれており、Salesforceソリューションと業界・業種ごとの専門知識を持つインダストリーサービスを融合させ、製造業向けに最適な課題解決方法を提案しているとのこと。

　今回、デロイト トーマツ コンサルティングの製造業向けソリューションに「GEMBA」を組み込むことで、「GEMBA」による入力フォームおよび出力帳票機能が追加され、エンドユーザーに負荷の少ないシステム構築・展開が可能になる。

　なお、「GEMBA」を組み込んだ製造業向けソリューションは、12月4日にザ・プリンスパークタワー東京で開催される「Salesforce World Tour Tokyo 2015」に参考出展されるとのこと。